Tag Archives: グルメマップ

美食地圖

料理に万能な豚の内臓

2020-11

料理に万能な豚の内臓

文|郭銘哲

©朵朵

©朵朵

豚料理のおいしさを知り尽くすのが台湾人である。調理場を見れば豚をどのようにうまく料理するかがわかる。台湾式のおかず「 黒白切」という料理には、様々な豚の内臓がそろっていて、お客様の好みに合わせて楽しめる。レバー、豚の腸詰めなど、豚の内臓料理をどのようにうまく味わうかは、其々こだわりがある。

Tainan 台南駅

老牛伯豬血豬肺粿專賣店

 

 

 


Zuoying 左營駅

王媽媽香豬捲


Zuoying 左營駅

芳德豬肉冬粉


Zuoying 左營駅

屏東 阿狗切仔擔


台南の朝ご飯 世代間で受け継ぐ美味しさ

2020-10

台南の朝ご飯 世代間で受け継ぐ美味しさ

文|謝維智

©朵朵

©朵朵

台南では「食べること」にこだわりがある。人々はそれぞれ自分の「お勧めの郷土料理」があり、しかもそれがお互いに被ることはない。子供の頃お爺さんに連れられて味わった美味しさを、今度は自分の子供と一緒に満喫する。それは世代から世代へと伝えられる人情味。台南の朝ご飯を思い出すと思わずよだれが出て、すぐにお店まで飛んで行き味わいたくなる。

Tainan 台南駅

王氏魚皮


Tainan 台南駅

福泰飯桌


Tainan 台南駅

無名米糕


Tainan 台南駅

蕃薯厝肉粿仔


野菜料理に心が躍る

2020-09

野菜料理に心が躍る

文|陳靜宜

©盧大中

©盧大中

台湾では野菜料理はありふれていて、ベジタリアンに優しい環境だ。路地にも野菜料理のお店が並んでいる。何しろ洋食館や海鮮レストランなどでも、ベジタリアン向けの特製料理があるのだ。料理人は野菜料理の作り方や調味法を工夫し、野菜の世界を彩る。菜食主義は理念ではなく一つの選択 ーー 食材がただ野菜であるだけで、美味しさは変わらない。

Banqiao板橋站

原粹蔬食作


南港站 Nangang

蔬泰鄉


南港站 Nangang

BaganHood蔬食餐酒館


涼を求める

2020-08

涼を求める

文|郭銘哲

©王士豪

©王士豪

格言いわく「過ぎたるはなお及ばざるが如し」、食卓もまさにその通り。真夏の熱気と戦う人間は、「涼麵」や「涼肉圓」や「涼粉」など「冷製料理」を存分に楽む。程よい「涼しさ」は最高だ。冷たくなりすぎたり、氷になったりしたら、味は全然違う。とはいえ、とにかく「涼しさ」を求めているのだ。涼しさを感じると、落ち着かない気持ちも和らぐ。

Chiayi 嘉義駅

南門涼肉圓


Taichung 台中駅

林家彰化涼圓


Zuoying 左營駅

瑤族滇緬風味小吃


彰化の朝ご飯を賢くお腹いっぱい頂こう

2020-07

彰化の朝ご飯を賢くお腹いっぱい頂こう

文|謝維智

©Ayen Lin

©Ayen Lin

彰化に着くと、米の専門店が少なくないことに気づくだろう。特に大通りや寺の近くに、お口に合う伝統的なB級グルメを必ず発見できる。彰化は台湾中部の米蔵であり、昔から農業を主要な産業としてきたため、「満腹感」は何より大切だ。彰化のどこに行っても美味しい米や麺料理があり、朝からお腹いっぱいにおいしいご飯が頂けるのは、最高に幸せだ。

Changhua 彰化駅

阿美香菇高麗菜飯


Taichung 台中駅

北門口肉圓


Taichung 台中駅

阿添蛤仔麵


台湾に溶け込んだ潮州・汕頭の味

2020-06

台湾に溶け込んだ潮州・汕頭の味

文|陳靜宜

©陳靜宜

©陳靜宜

町を散策するとき、看板の「汕頭」の二文字をよく見かける。この「汕頭」は、もしかして中国の汕頭では?と興味がわいた。歴史を遡ると、初期、台湾に渡った漢人の多くは福建の泉州、漳州出身だが、広東の潮州、汕頭の移民も少なくなかった。戦後、1950年代前後の台湾は、潮州・汕頭の軍人や一般人の移民ブームを迎えた。それ以来、潮州・汕頭の味や料理は台湾に定着しつつある。例えば、定番の牛肉鍋と漬けダレの沙茶醤、砂糖水の豆花、糖葱(ネギ飴)、魚冊(魚のすり身巻き)、しょっぱい漬け物など、すでに気付かないうちに台湾の飲食文化に溶け込んでいる。

Tainan 台南駅

夏家手工魚麵


Zuoying 左營駅

汕頭天天沙茶火鍋


Zuoying 左營駅

汕頭陽春麵


島嶼にある喫茶タイム

2020-05

島嶼にある喫茶タイム

文|郭銘哲

©王士豪

©王士豪

台湾ではお茶とともに楽しめる甘いお菓子や塩気のある点心の種類が豊富で、各時代の飲食文化の特徴も表している。点心は元々、「お茶請け」として扱われることはなく、とっくに早い段階で、路上の人たちの視線を引き寄せていたのかもしれない。食べたり飲んだりするうちに、いつの間にか人とお茶と点心によるロジックが成立し、それが一つになって、台湾人らしい上品さを醸し出す。口に入れると幸せが溢れる点心。お茶を味わう儀式は本当に私達の今の心身の状態をケアし、この世の中の喧騒から解放し、安らぎを与えてくれる。喫茶を楽しんだ後はまた引き続き頑張ろう。

Taichung 台中駅

陳允宝泉 レモンケーキ


Chiayi 嘉義駅

麻糬棟 かんばん麻糬


Zuoying 左營駅

裕昌食品 麻粩


Zuoying 左營駅

邱家雙糕潤


基隆の伝統的な朝食

2020-04

基隆の伝統的な朝食

文|謝維智

©盧大中

©盧大中

基隆の伝統的な朝食は想像を超える多様性がある。基隆港では物流産業が急速に発展し、主な労働力は貨物作業員やトラック運転手などだ。「 雨の都」と呼ばれる基隆で生活する人たちには、朝食は主に二つの種類がある。一つは、乾麺とワンタンスープのセット。乾麺は基隆名物の平打ち「扁麺」を使い、もやしや肉のたたきが盛られている。一見シンプルな料理だが、美味しさは格別だ。もう一つの人気朝食は「油スープ」。焼き葱入り餅とワンタンスープのセットのことだ。基隆の葱入り餅は手の平サイズで、焼いて揚げた後の香ばしさがたまらない。食べやすく量も十分で体が温まる朝食セットは、基隆の伝統的な朝食の特徴を映し出す。

Nangang 南港駅

陳家早點


Nangang 南港駅

孝三路大腸圈


Nangang 南港駅

魚丸伯仔


Nangang 南港駅

六號阿粉專賣店


お祝いの気持ちが詰まった麺線

2020-03

お祝いの気持ちが詰まった麺線

文|陳靜宜

©朵朵

©朵朵

台湾の食文化の一翼を担っている「麺線(台湾風そうめん)」は単に食べ物としてだけではなく、文化的意味も象徴するほど重要だ。麺線は全ての年齢層に食べられていて万能である。切り分けて卵と煮込んでベビー食品に。出産後の母親の栄養補給として。神様を祭る際、赤紙で束ねた麺線を供物として捧げる。誕生日には長寿を象徴する麺線を切らないように食べる。「豚足麺線(豬腳麵線)」は悪運を吹き飛ばすために食べられている。食べるだけで守られるのだ。

Taipei 台北駅

許仔豬腳麵線


Taipei 台北駅

阿川麵線


Tainan 台南駅

三好一公道當歸鴨


Chiayi 嘉義駅

雲林北港 老等油飯 麵線糊


台湾の飯湯(スープご飯)と鹹粥( 塩粥)

2020-02

台湾の飯湯(スープご飯)と鹹粥(塩粥)

文|郭銘哲

©王瑞琳

©王瑞琳

台湾のお粥は二種類に分かれている。一つは、ご飯の上に具材をのせて、じっくり煮込んだスープを注いで盛り付けた「飯湯」。具材も内陸部や臨海部によって違って、独自のおいしさを持つ。もう一つは、出汁鍋にご飯や具材を入れて強火にかけ柔らかく煮込む「鹹粥」。より細かく分ければ、南部の出汁は魚のスープで、北部は豚骨スープ。一晩置いたご飯を煮た物は生米のものより歯ごたえがいい。好みはそれぞれだ。

Zuoying 左營駅

吉林海產店


Zuoying 左營駅

Le Bon Marché好市集手作料理


Zuoying 左營駅

屏東萬丹 無店名飯湯


Taipei 台北駅

老艋舺鹹粥店