台湾に溶け込んだ潮州・汕頭の味

2020-06

台湾に溶け込んだ潮州・汕頭の味

文|陳靜宜

©陳靜宜

©陳靜宜

町を散策するとき、看板の「汕頭」の二文字をよく見かける。この「汕頭」は、もしかして中国の汕頭では?と興味がわいた。歴史を遡ると、初期、台湾に渡った漢人の多くは福建の泉州、漳州出身だが、広東の潮州、汕頭の移民も少なくなかった。戦後、1950年代前後の台湾は、潮州・汕頭の軍人や一般人の移民ブームを迎えた。それ以来、潮州・汕頭の味や料理は台湾に定着しつつある。例えば、定番の牛肉鍋と漬けダレの沙茶醤、砂糖水の豆花、糖葱(ネギ飴)、魚冊(魚のすり身巻き)、しょっぱい漬け物など、すでに気付かないうちに台湾の飲食文化に溶け込んでいる。

Tainan 台南駅

夏家手工魚麵


Zuoying 左營駅

汕頭天天沙茶火鍋


Zuoying 左營駅

汕頭陽春麵