台湾ではお茶とともに楽しめる甘いお菓子や塩気のある点心の種類が豊富で、各時代の飲食文化の特徴も表している。点心は元々、「お茶請け」として扱われることはなく、とっくに早い段階で、路上の人たちの視線を引き寄せていたのかもしれない。食べたり飲んだりするうちに、いつの間にか人とお茶と点心によるロジックが成立し、それが一つになって、台湾人らしい上品さを醸し出す。口に入れると幸せが溢れる点心。お茶を味わう儀式は本当に私達の今の心身の状態をケアし、この世の中の喧騒から解放し、安らぎを与えてくれる。喫茶を楽しんだ後はまた引き続き頑張ろう。